教科書プロジェクト事業報告②

皆様、いつも大阪マラソンを通してラオスの子どもたちへのご支援、ご協力ありがとうございます!9月にはプロジェクト担当で、チャリティランナーでもある職員の太田と、同じくチャリティランナーのSomphong先生が、小学校を視察し、地域の教育局と話し合いを行いました。今回は、小学校での視察の様子をご報告します。

 

(5年生の教室。木と竹で作られています。) 

 

教育局との話し合い後、チョンペット地区の子どもたちの学習状況を確認するため、教育局職員、Somphong先生とともに小学校を視察しました。ラオスの小学校は1年生から5年生までが勉強しています。山間部で村が点在しているような地域では、各学校の生徒数も少なく、今回視察したのは、全校生徒が30名ほどの小さな学校です。到着したのはちょうど授業の時間中で、子どもたちが大声で音読を披露してくれました。

 

(3人で1冊の教科書をシェアしています。)

 

音読の元気の良さは、日本の子どもたちと同じですが、様子が違うのは、何人かは黒板に背を向けて、音読をしているということです。この学校では、各学年3冊ずつしか教科書がないため、先生が1冊の教科書を手に持ち、残り2冊を生徒たちで共有しているという状況でした。そのため、1冊の教科書を3人~5人でのぞき込んでいます。

 

(こちらは4人で1冊をシェアしています。)

 

生徒の一人に話を聞いたところ、教科書を家に持って帰れるように一人ずつの教科書が欲しいと言っていました。その子は、家に小さな兄弟がいるので、持って帰って兄弟にも教科書を読んであげたいそうです。また、家に教科書を持って帰ることができれば、授業で習ったことを何度も練習できるから、もっと勉強ができるようになると言っていました。

 

今年度学校に届けた教科書は、学期中は、生徒たちが持ち帰り、家での予習復習に活用されますが、長い休みの間や学期末には、学校が保管し、次の学年へと引き継がれていきます。そのため、地域の子どもたちの教育に長く役立つことが可能です。継続的に子どもたちが教育を受けられる環境を整えることが、将来的なまちづくりにもつながっていきます。